ストラバアートNo.5〜No.8
この一年、自転車で走って描く地上絵ともいえる「ストラバアート」の掲載をブログ上でやっていなかったので幾つか載せようと思う。一昨年の年末から取り掛かり4日掛かりで昨年の1月1日にギリギリ間に合ったその年の干支「猪」。今までで一番時間もかかり絵柄も気に入っている大作だといえる。

一昨年の暮れから数日間の大寒波の中を、出続ける鼻水を擤んだり啜ったり大変な思いをして風邪を引く一歩手前で何とか仕上げたものだ。実は、これを描き始めた一昨年の暮れあたりから、ストラバアートとして最初の作品「猫とネズミ」の絵に対して世界中からスゴイの称賛とコメントが届き始め、年明けごろには1000通を超えた。その年の自転車仲間からの情報でその絵が世界中のストラバアートの中で2人フィーチャーされたうちの一つとしてストラバ本社から表彰されたということを知った。その称賛は一年中ダラダラと続き今では1400通を超えている。しかしどういうわけか日本人からは数通だけという寂しいものだ。もっとも、娘が以前「トランペッター」の絵をTwitterで流したところ、リツイートが15万を超えてしまい、「怖すぎ」と言っていたことがあったので、日本人はこういうことに鈍感なわけではなく単にそのニュースが日本では流れていなかったのではないかと思っている。ところで右下の時間表示が8時間となっているが、実際には26時間くらいかかっているのだ。
次に描いたのは、去年の8月で、暑中見舞いを兼ねて金魚の絵を作ってみた。

また、ある日ウォーキングから帰ってきてストラバを見たら道路上に描かれた軌跡が男の横顔に使えると気がついたのでそれを元にフィリップ・マーロウ風のトレンチコートを着た絵を描いてみた。

そして最新作、今年の干支のネズミを去年の暮れに描きあげた。一昨年のように寒い2日間を使って描いた。なぜか時間の表示は2時間になっている。今回は下絵のデッサンがちょっと拙くて失敗作といえる。

ところで、ストラバアートの書き方には二通りある。一つ目は下絵に沿って道路を正直に走った軌跡として描く方法。もう一つはある点からある点を結んで直線を描き、道路とは無関係に線を描く方法。前者は文字通り道なりの線で絵にするのだが、後者は道路と関係なく細切れの直線を寄せ集めた感じで線を描く方法。ある地点でストラバアプリを「一時停止」にする。そして場所を移動したある地点で「再開」を押す。すると先の地点から後の地点に向かって直線が引かれる。その寄せ集めで道なりに走るよりスムーズな多角形が出来上がるという仕組みなのだ。世界中のストラバアーティストの中でこの手法を発見した人は非常に少ない。ただしでっち上げた直線を2回繰り返すとその時はいいのだが後で絵を完成させるとスタート地点から終了地点までの線が一本引かれるだけでそれまでの苦労は水の泡となってしまうのだ。たくさんの直線を画面上に止め付けるには直線と直線の間に少しでもいいから道を実際に走る実走区間が必要なのだ。つまり実走の線、仮装の線を順繰りにつなぎ合わせる必要がある。説明はそのくらいにする。わかる人はわかるだろうが、分からない人が多いと思うので。
多くの人は実際に道路を正直に走って描く絵の方に価値があると思うかもしれないが、実は後者の描き方の方が時間がだいぶ余計にかかる。例えば今回のブログに載せた絵のうちでは、金魚とフィリップ・マーロウは実走で仕上げたもの、イノシシとネズミは実走と架空の直線で仕上げたもの、となる。

一昨年の暮れから数日間の大寒波の中を、出続ける鼻水を擤んだり啜ったり大変な思いをして風邪を引く一歩手前で何とか仕上げたものだ。実は、これを描き始めた一昨年の暮れあたりから、ストラバアートとして最初の作品「猫とネズミ」の絵に対して世界中からスゴイの称賛とコメントが届き始め、年明けごろには1000通を超えた。その年の自転車仲間からの情報でその絵が世界中のストラバアートの中で2人フィーチャーされたうちの一つとしてストラバ本社から表彰されたということを知った。その称賛は一年中ダラダラと続き今では1400通を超えている。しかしどういうわけか日本人からは数通だけという寂しいものだ。もっとも、娘が以前「トランペッター」の絵をTwitterで流したところ、リツイートが15万を超えてしまい、「怖すぎ」と言っていたことがあったので、日本人はこういうことに鈍感なわけではなく単にそのニュースが日本では流れていなかったのではないかと思っている。ところで右下の時間表示が8時間となっているが、実際には26時間くらいかかっているのだ。
次に描いたのは、去年の8月で、暑中見舞いを兼ねて金魚の絵を作ってみた。

また、ある日ウォーキングから帰ってきてストラバを見たら道路上に描かれた軌跡が男の横顔に使えると気がついたのでそれを元にフィリップ・マーロウ風のトレンチコートを着た絵を描いてみた。

そして最新作、今年の干支のネズミを去年の暮れに描きあげた。一昨年のように寒い2日間を使って描いた。なぜか時間の表示は2時間になっている。今回は下絵のデッサンがちょっと拙くて失敗作といえる。

ところで、ストラバアートの書き方には二通りある。一つ目は下絵に沿って道路を正直に走った軌跡として描く方法。もう一つはある点からある点を結んで直線を描き、道路とは無関係に線を描く方法。前者は文字通り道なりの線で絵にするのだが、後者は道路と関係なく細切れの直線を寄せ集めた感じで線を描く方法。ある地点でストラバアプリを「一時停止」にする。そして場所を移動したある地点で「再開」を押す。すると先の地点から後の地点に向かって直線が引かれる。その寄せ集めで道なりに走るよりスムーズな多角形が出来上がるという仕組みなのだ。世界中のストラバアーティストの中でこの手法を発見した人は非常に少ない。ただしでっち上げた直線を2回繰り返すとその時はいいのだが後で絵を完成させるとスタート地点から終了地点までの線が一本引かれるだけでそれまでの苦労は水の泡となってしまうのだ。たくさんの直線を画面上に止め付けるには直線と直線の間に少しでもいいから道を実際に走る実走区間が必要なのだ。つまり実走の線、仮装の線を順繰りにつなぎ合わせる必要がある。説明はそのくらいにする。わかる人はわかるだろうが、分からない人が多いと思うので。
多くの人は実際に道路を正直に走って描く絵の方に価値があると思うかもしれないが、実は後者の描き方の方が時間がだいぶ余計にかかる。例えば今回のブログに載せた絵のうちでは、金魚とフィリップ・マーロウは実走で仕上げたもの、イノシシとネズミは実走と架空の直線で仕上げたもの、となる。
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